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2017年06月23日

History of Santa Cruz

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1973年カリフォルニアはサンタクルーズにて発足し、深い歴史を誇るスケートカンパニーSanta Cruz。
元々はサーフブランドとしてスタートしたブランドですが、後にサーフボードの余剰資材を用いて制作した頑強なデッキが支持を集めるようになります。1975年よりアーティストのジム・フィリップスを起用。有名な「Screaming Hand」の生みの親であるジムのグラフィックは、現在でも名作として支持され続けています。

Santa Cruz Beach “Boardwalk”

過去にはクリスチャン・ホソイも在籍し、スケート界の枠を超えて一世風靡しました。当時のオリジナルデッキはプレミアが付き、高値で取引きされているとか。
現在でもJason Jessee(ジェイソン・ジェシー)、Eric Dressen(エリック・ドレッセン)などの絶大な影響力を誇るレジェンド・スケーターが多数在籍。
パンクなアティチュードを誇ったチーム構成とブランドイメージ、斬新なプロダクト展開とスタイルあふれる映像作品の数々を発表し続ける、最も歴史のあるスケートボードブランドの一つです。

近年では、Screaming Hand誕生30周年を記念し、全世界でアートショーが開催されました。
2017年は、エリック・ドレッセンが「Skateboarding Hall of Fame」を受賞。Jim Phillips(ジム・フィリプス)も長年の功績を讃えられ、ICON賞として表彰されました。また、映像作品の「Right to Exit」では、Santa Cruzの深い歴史も然ることながら、スタイルのあるニュージェネレーションの活躍が話題となり、更なる注目と期待が集まっています。

アートショー最終の地はやっぱりSanta Cruz。レセプションパーティーの壇上に立つJim Phillips

‘Right To Exist’ Trailer

BRAND HISTORY

卵1ダースが25セント、それにたった15セント足せばガソリン1ガロンが買え、新築の家が3万2千ドルで買えた時代。1973年にサンタクルーズという海岸沿いの小さな町で、3人のサーフィン仲間がサーフボードを作りながら暮らしていました。Richard Novak(リチャード・ノヴァーク)、Doug Haut(ダグ・ハウト)、Jay Shuirman(ジェイ・シャイアマン)、彼らはただ一日中サーフィンをしたいと考えており、実際自分たちが外にいる間にレジンの入荷やサーフボードのオーダーが入ってもいいよう、テレフォンサービスを使ってサーフィンをしていました。

サーファーで賑わうサーフスポット “プレジャー・ポイント”

そんなある日、3人の運命を変える電話が鳴ったのです。
電話はハワイにショップを持つ彼らの友人からで、スケートボードを500台作ってほしいという内容でした。サーフボードのシェイプに慣れた3人にとっては簡単な仕事で、グラフィックを入れる段階になったとき、彼らにとってこれしかないという「Santa Cruz」の文字をプリントし、500台を出荷しました。

スケートボードはハワイに到着するや否やすぐに売り切れ、さらに注文を受け、作り、売り切れた頃、3人は何かが始まっていることを感じていました。
これがSanta Cruzが世界で最も求められるスケート・ブランドになる、第一歩でした。

Ken Wormhoudt Skate Park。3Sの街らしく、奥に見えるフルパイプには波が描かれている

1989年、Santa Cruzはスノーへも進出し、革新的なスノーボード・テクノロジーで名を上げました。今日でもSanta Cruz Snowboardsはチップからテールまでウッドコアを使用し、最高のクオリティを持つマテリアルとデザインでスノーボードを作っています。

サーフィンは常にSanta Cruzの基礎となるものでした。何十年にも渡って進化した後、Santa Cruz Surfboardsは2000年に再出発しました。ボードはハンドメイドのマスターシェイプから作られ、コンポジット3ステップ・モールドがサーファーたちに「マジック・シェイプ」をもたらしています。

40年以上経った今、Santa Cruzはすべてを経験してきたと言えます。最高の時代でも、最低の時代でも、常にシーンにいて前進し続けてきました。Santa Cruz Skateboardsがルールブックを書き、他のブランドがそれに従ってきたのです。
スケートボーディングの過去、現在、未来の礎として常に存在してきたのがSanta Cruzです。

GRAPHIC HISTORY

JIM PHILLIPS

Santa Cruzがスケートボードを売り始めた後、次の仕事はカンパニーロゴを確立させることでした。当時の人にとって「Santa Cruz」で思い浮かべるのは、企業名ではなく地名だったためです。
創業者の1人であるJay Shuirmanは、それを考え出すために、まずは地元アーティストの支援を得ることにしました。それがJim Phillipsだったのです。
まず「Santa Cruz Strip」と「Classic Dot」が誕生。それらがスケートボードのボトムにプリントされたことで、とてもわかりやすいアイキャッチとなり、またたく間に人気が出ました。

JimはデッキやTシャツ、ステッカー、広告ビジュアルを手掛け、Santa Cruz以外にも、Independentのシンボルである「IronCross」など、スケートシーンにおいて数多くの作品を残しています。
特に1985年に発表した「Screaming Hand」は多くの人に大きな衝撃を与え、80年代のスケートカルチャーのシンボルとして今も沢山のファンに愛されています。

ジム・フィリップスがSanta Cruzのために手がけた数々のグラフィックの中の一部

2017-2018 SNOWBOARDS PRODUCTS

1989年からスタートしたスノーボードのプロダクツ。
その長い歴史の中で、クリス・ローチやジョン・カーディエルなどなど、多くのレジェンドを輩出してきました。
1718モデルの中で注目を集める「DECAL」は、古き良きスケートボードの匂いをもつグラフィック。ステッカーチューンしたようなデザインは、メンズ・レディース問わず、スケートボード好きなら手が伸びてしまうのではないでしょうか。

また、名作のスケートデッキ「DEAD POOL」のグラフィックを使用した「DEATHPOOL SKULL」や、80年代に活躍したプロスケーター「Rob Roskopp」のグラフィックを採用した「ROB ONE」など、今期のSANTA CRUZ SNOWBOARDSは、その長い歴史の原点へ回帰するようなグラフィックが目を引きます。

DECAL
DEATHPOOL SKULL
ROB ONE

ボードスペックはもちろんながら、3Sの源流から受け継がれるそのグラフィックにも価値を感じることができるSANTA CRUZ SNOWBOARDS。
ヨコノリカルチャーと共に育った大人の方にこそ使っていただきたいラインナップです。